私が、フランス料理から学んだこと。

それは“とても食材を大切にする”ということです。

修行時代、フランスでも基本的にその土地で取れるものを使い、それを生かすために様々な工夫をして一番良い状態に変化させ、無駄無く一皿を作り上げていました。

そういったフランス料理の精神と、食材を一生懸命作っている生産者の方に感謝の気持ちも込めて、出来るだけロスが出ないように、コーススタイルでご用意させて頂いています。

幸いなことに広島は、山、海、川に囲まれ食環境にとても恵まれています。

都会のフレンチレストランでは、わざわざ取り寄せをしてまで広島の食材を使っているくらいです。

そういった豊かなこの場所で、出来るだけ近くの新鮮なものを使いながら、“その時季に一番食べておいしい”をテーマに、前菜からデザートまでの全体でひとつの料理になるように組立てておりますので、最後までごゆっくりお楽しみ下さいませ。